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バイクショップの売上を伸ばす顧客管理とは?重要性やおすすめツールを紹介

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バイクショップの売上を伸ばす顧客管理とは?重要性やおすすめツールを紹介

顧客管理」が重要だと聞くものの、効果的に活用できている企業や店舗は多くありません。

バイクショップにおいては、お客様の満足度を高め、リピーターの増加を目指せる有効な手段です。しかし多くの店舗では、エクセルや紙の台帳を使った顧客管理が行われており、業務の非効率化が課題となっています。

そこで本記事では、バイクショップにおける顧客管理の重要性や課題、やるべき5つのポイントを解説します。また、「顧客管理を効率化したい」という方向けに、バイクショップに特化した顧客・販売管理ツールをご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

最後までお読みいただければ、バイクショップ運営における顧客管理の重要性と取り組み方がしっかりと掴めるようになります。
 

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目次

バイクショップ運営に欠かせない顧客管理とは?

顧客管理とは、顧客の基本情報はもちろんのこと、過去の購入履歴、問い合わせ内容、売上に関する情報などのデータを取り扱い、管理することです。

顧客管理を適切に行うことで、蓄積されたデータからニーズの把握・分析が可能になり、新規顧客の獲得や既存顧客へのアプローチにつなげられます。

従来は紙やエクセル管理による顧客管理が主流でしたが、現在は顧客管理システム(CRM)の導入が推奨されています。顧客管理システムとは、顧客に関するデータを一元管理し、データ分析などを自動化できるシステムです。

顧客管理システムなどをうまく活用することで、業務効率化だけでなく、顧客満足度の向上や売上向上にも寄与するのです。

バイクショップにとって顧客管理が重要な3つの理由

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顧客管理が重要な理由は以下の3つが挙げられます。

  • リピーターの増加につながる
  • 優良顧客の獲得につながる
  • 顧客情報を一元管理できる

リピーターの増加につながる

顧客管理を適切に行えば、リピーターの増加につながります。顧客のニーズや要望に応じたアプローチができるようになり、その結果、顧客満足度が向上し、顧客との長期的な関係を維持できるからです。

バイクショップの場合、車検や定期点検、オイル交換などを適切なタイミングでお知らせすることで、お客様からの信頼を得られます。こうしたアプローチを既存顧客に行うことで、リピーターの獲得につながり、顧客との関係性を強固なものにできるのです。

優良顧客の獲得につながる

適切な顧客管理は、優良顧客の獲得にもつながります。優良顧客とは、商品やサービスの購入頻度が高く、お金を多く使ってくれる顧客のことです。

もちろん新規顧客の獲得も重要ですが、長期的に既存顧客と良好な関係を築き、優良顧客になってもらうことが店舗の成功を左右します。そのためには、提供する商品やサービスに満足してもらわなければなりません。

つまり、顧客満足度を向上させることが鍵となります。そして顧客満足度を高めるには、適切な顧客管理を通じて顧客情報を把握し、活用することが必要不可欠です。

顧客情報を一元管理できる

顧客管理システムやツールを使用すれば、顧客情報を一元管理し、業務効率化でメリットがあります。従来の紙やエクセルの管理では情報が分散し、情報の重複や検索の手間が発生してしまうでしょう。

顧客管理ツールなどを使用することで、情報をまとめて管理でき、効率的に顧客情報にアクセスできるようになります。

バイクショップを例にすると、顧客ごとに保有している車両の情報を把握できるため、購入歴やメンテナンス歴などの一元管理が可能です。また、販売したバイクやメンテナンスの履歴だけでなく、バイクレンタルなどのサービスでも、どの顧客に、どの車両を貸し出しているかを把握する際にも役立ちます。

その結果、予約や返却、メンテナンスのスケジュールなどの情報共有がスムーズになり、営業やマーケティング活動が円滑になるでしょう。

バイクショップで顧客管理を行う際の3つの課題

顧客管理は、バイクショップの売上向上を図るためには欠かせないものです。しかし、多くの方が直面する課題があります。顧客管理を行う際によくある課題は以下のとおりです。

  • 顧客情報の入力作業や管理に負担がかかる
  • 担当者間の引き継ぎが円滑に進まない
  • どう活用すればいいか定まっていない

一つずつ解説します。

顧客情報の入力作業や管理に負担がかかる

バイクショップで顧客管理を行う場合、顧客の基本情報や車両情報、整備履歴など多くのデータを扱います。紙の台帳やエクセルを使用している店舗では、データの入力作業や更新に負担がかかることが課題です。

また、記入ミスや漏れが発生する可能性もあります。その結果、顧客管理への意識が低くなり、顧客対応の質が下がってしまうでしょう。

担当者間の引き継ぎが円滑に進まない

顧客管理の課題として、担当者間の引き継ぎがうまく進まないことが挙げられます。たとえば、前任の担当者が独自の方法で顧客管理を行っていた場合、担当者が変わると引き継ぎがスムーズに行えないでしょう。

バイクショップの場合、整備履歴や過去にあった要望が引き継ぎの担当者に伝わっていなければ、顧客対応が満足のいく結果にはなりにくいです。また、情報が分散していると、必要なデータを探すのに時間がかかり、大幅に業務効率が低下します。

引き継ぎの負担を減らすためにも、誰が見てもわかりやすい顧客管理の仕組みにしなければなりません。

顧客管理システムをどう活用すればいいか定まっていない

なぜ顧客管理システムを導入するのか」という目的が明確でなければ、具体的な効果を得ることは難しくなります。顧客管理を単なる「顧客情報を管理するもの」と捉えがちですが、そのデータを有効活用して「顧客との関係を管理すること」こそが顧客管理です。

その目的をはっきりした上で、自店舗に顧客管理システムを導入して達成したい目標は何かを明確にする必要があります。活用目的が明確になっていなければ、ツールの価値を最大限に引き出せず、導入が失敗に終わってしまうでしょう。

バイクショップの顧客管理を解決できるおすすめツール

バイクショップの顧客管理を解決できるおすすめツール.jpeg
ここでは、バイクショップの顧客管理を解決するおすすめツールを3つご紹介します。

顧客管理システム(CRM)

顧客管理システム(CRM)は、クラウド型オンプレミス型の2種類があります。基本的には、店舗の規模や導入コスト、利用期間などに応じて選ぶことが重要です。それぞれの特徴について見ていきましょう。

クラウド型

クラウド型は、インターネットを通じて利用するタイプの顧客管理システムです。後述するオンプレミス型と比較して初期費用が安く、導入しやすいのが特徴です。

また、マルチデバイス対応であれば、アプリなどを利用して外出先からでも顧客管理の確認・更新ができます。ただし、カスタマイズ性が低いため、自社に最適な顧客管理が難しいケースがあります。

オンプレミス型

オンプレミス型は、自社のサーバーや設備にシステムを構築して利用するタイプの顧客管理システムです。クラウド型と比べて初期費用が高額ではあるものの、カスタマイズ性が高く、自店舗に合わせたシステム設計ができます。

また、データは自社内で管理するため、セキュリティ面でも安心です。そのため、大規模な企業や店舗に導入されることが多いです。メンテナンスや更新作業を自社で行う必要があり、運用には専門知識が求められます。

顧客管理アプリ

専用のアプリを使って、スマホやタブレットから操作できる顧客管理ツールです。前述した顧客管理システムと機能はほとんど変わりません。

しかしアプリであれば、外出先でお客様との商談後に、わざわざ会社に戻って顧客情報を入力する必要がなくなります。また、操作がシンプルなものが多く、従業員の操作トレーニングが負担にならないのも利点です。

ただし、スマホで持ち歩ける分、紛失して情報漏洩するリスクが高まります。セキュリティを万全にしておく必要があるでしょう。

POSレジ搭載の顧客管理機能

POSレジ搭載の顧客管理機能は、販売データと顧客情報を連携して管理できるツールです。具体的には、販売履歴、年代、来店日時、購入金額などを記録します。

また、POSレジは在庫管理や多店舗管理、売上管理など多くの機能を利用できるのも特徴です。購入履歴を基にキャンペーン情報を送るなど、マーケティング活動の強化にも役立ちます。

会計や決済と同時に顧客情報が登録されるため、業務の効率化にもつながります。ただし、高機能なものはコストが高くなるため、予算に応じて選択することが重要です。

バイクショップの顧客管理はエクセルでは難しい?

バイクショップに顧客管理システムを導入する際に、エクセルでの管理を検討する方は非常に多いです。エクセルでの顧客管理は、導入コストがかからない、扱いやすいというメリットがある一方で、デメリットも少なくありません。エクセルで顧客管理を行うデメリットは以下のとおりです。

複数人での同時編集が難しい

エクセルは基本的に1人での使用を前提としたツールなので、複数人で同時に更新できません。顧客情報を入力するための時間待ちや、記入漏れが発生しやすくなります。

オフィス365というクラウドサービスであれば、複数人で同時編集が可能ですが、

  • 更新内容が上書きされる
  • データが破損する
  • データが消失する

といったリスクもあります。

大量のデータを扱うと処理速度が遅くなる

エクセルはあくまで表計算ツールなので、データが多くなるほど、処理速度が遅くなる点がデメリットです。ファイルや開く、情報を検索するといった単純な動作でさえ時間がかかり、効率が低下することもしばしばあります。

そのため、データ量が増え続けるバイクショップには不向きといえるでしょう。

入力ミスや更新漏れが発生するリスクが高い

エクセルで顧客管理を行う場合、手入力となるため、入力ミスや更新漏れが発生しやすくなります。顧客の重要な情報が誤って入力されると、その後のマーケティング活動が不十分となり、適切なアプローチが難しくなるでしょう。

データが流出するリスクがある

エクセルファイルはパスワード設定が可能ではあるものの、セキュリティ面でリスクが高いです。データをコピーされたり、共有されたりすることで、簡単に顧客の個人情報が流出してしまいます。

大事な顧客データを扱うバイクショップにおいても、より安全性の高い管理方法を検討する必要があるでしょう。

運用にはマクロの専門知識が必要

エクセルで顧客管理をする場合、マクロや関数のような専門的な知識が必要です。店舗内にエクセルに詳しい従業員がいなければ、ただ顧客情報を保存するだけのツールになってしまいます。

また、担当者がいなくなれば、誰も編集や更新ができなくなり、結果的に顧客管理の仕組みを1から構築しなければなりません。そのため、エクセルで顧客管理を行うより、顧客管理システムやツールの導入をおすすめします。

バイクショップの顧客管理はモタクルがおすすめ

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バイクショップの顧客管理には、「モタクル」がおすすめです。モタクルは顧客・車両管理に重点を置いたバイクショップに特化したPOSレジです。

見積から販売、請求、仕入れ、在庫までクラウド上で一元管理できます。クラウド型の管理システムなので、専用サーバーを構築する必要もありません。

さらに、モタクルの導入の際には、IT導入補助金などの公的な補助金や助成金を活用できます。補助金や助成金を活用すれば、導入や運用にかかるコストを抑えることが可能です。

導入に関するご相談は、当社ホームページよりお気軽にお問い合わせください。

モタクルには他にも、店舗運営を効率化させるさまざまな機能が揃っています。機能の詳細は以下のとおりです。

顧客・車両管理

モタクルでは、顧客情報と車両情報を一元管理できます。車検やオイル交換時期を把握し、適切なタイミングでお客様にサービス案内を行えます。

また、顧客が複数の車両を所有している場合でも、複数管理が可能です。

車検・点検・保険

車両マスタから車検や点検、保険の期限一覧を抽出し、所有者に適切な時期に案内を送ることができます。その結果、サービス提供の機会を逃さず、店舗へ誘導することが可能です。

整備履歴管理

顧客マスタから過去の整備履歴を呼び出し、どのような整備を行ったか一目で確認できます。迅速な対応が可能となり、顧客満足度の向上につながります。

車両・部品の仕入在庫管理

ハンディーターミナルを使用してメーカーの出荷表のバーコードをスキャンすることで、自動的に仕入伝票を作成できる機能です。在庫は車両、パーツ、グッズごとに店舗別で管理も行え、入荷業務の効率が向上します。

棚卸しもハンディーターミナルで効率的に行えるため、多店舗展開の場合でも店舗間の在庫移動をしっかりサポートします。

見積・受注管理

車両や部品、整備の見積作成が可能です。見積が受注となった場合、納車前の仕掛けとして売上の管理ができます。

作成・保存した見積もりが成約になった際には、見積内容がレジに引き当てられワンストップでの対応が可能です。

レジ機能

現金はもちろん、クレジットカードや金券取引、売掛販売にも対応できます。売掛販売を行ったお客様への請求書発行も可能です。

商品アイテム100万点以上を管理してもスピーディにレジ入力できるため、店舗運営を幅広くサポートします。

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バイクショップの顧客管理でやるべき5つのポイント

ここまで顧客管理の重要性について解説してきましたが、顧客管理ツールを導入したからといって売上向上につながるわけではありません。顧客管理を効果的に活用することで、リピーターの確保や顧客満足度の向上につながります。

つまり、顧客管理を利用してどのようなアプローチをかけるかが売上UPの鍵となるのです。そこで、顧客管理で重要な5つのポイントを解説します。

顧客をセグメント化する

顧客のセグメント化とは、顧客をグループ化して分けることです。たとえば、顧客の年齢や年収、保有車種などに分類すれば、「どのような顧客にどの自社商品を購入してもらえるのか」を特定できるようになります。

他にも、バイクの利用目的が通勤なのか、趣味なのかを把握すれば、より個別の提案を実現可能です。このように顧客をセグメントで管理すると、効果的なマーケティング戦略に役立ちます。

自社のビジネスに合った顧客管理ツールを導入する

顧客管理ツールはさまざまなものが販売されており、店舗の規模や業務内容に合ったツールを選ぶことが大切です。適切なツールを選ぶためには、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • ツールは操作しやすいか
  • 欲しい機能が備わっているか
  • 既存システムと連携できるか
  • 費用は予算内であるか
  • クラウド型かオンプレミス型か

バイクショップであれば、車両情報や整備の履歴、部品在庫など独自のニーズに合った顧客管理ツールを選ぶとよいでしょう。

顧客管理項目を見直す

顧客管理を効果的に行うには、管理項目を定期的に見直すことが必要です。不要な項目があると、入力に時間がかかったり、入力ミス・漏れが発生しやすくなります。定期的に管理項目を見直し、常に最適な顧客管理を維持しましょう。

顧客データを常に最新の状態に保つ

顧客データが古い状態では、適切なアプローチが難しくなります。顧客情報は登録してから、さまざまな理由で変更されます。

たとえば、

  • 引越し後の住所が登録されていない
  • 電話番号が変更されても更新していない
  • 顧客の担当者が変わっている

などです。顧客情報は定期的に確認・更新し、データを最新の状態に保つことで、顧客対応もスムーズになります。

効果的にコミュニケーションをとる

規模の小さなバイクショップでも売り上げを伸ばしている店舗は、顧客とのコミュニケーションを大切にしています。顧客とのコミュニケーションは、リピーター獲得や長期の関係を構築する上で欠かせないからです。

たとえば、バイク部品の販売状況に関する問い合わせメールがありました。3日後に返信する店舗と、すぐに丁寧なメールを返信する店舗とでは、どちらの信頼度が高いでしょうか。やはりコミュニケーションが迅速にとれる後者です。

このように、迅速で丁寧なコミュニケーションは、顧客からの信頼を得るためには欠かせません。

よくある質問

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ここでは、顧客管理についてよくある質問に答えていきます。

顧客管理を改善することでどのようなメリットがありますか?

顧客管理を改善することで、多くのメリットを得られます。具体的には以下のとおりです。

  • リピーターの増加につながる
  • 優良顧客の獲得につながる
  • 顧客情報を一元管理できる
  • 業務効率化を実現できる

顧客管理を始めたいのですが、何から手をつければいいですか?

まずは、顧客管理を始める「目的」と「課題」を明確にする作業から始めましょう。そこからどのような情報を収集し、どのように活用するべきかが見えてくるからです。その後、店舗に合った顧客管理ツールを選び、運用体制を整えていきましょう。

バイクショップの顧客管理にエクセルは十分に対応できますか?

基本的な顧客管理であれば対応できますが、エクセルはあくまで表計算ソフトです。データ量が増えることによる処理速度の低下、セキュリティ面でのリスクが大きいなどのデメリットがあります。そのため、顧客管理ツールの導入がおすすめです。

まとめ

バイクショップにおける顧客管理は、店舗の売り上げに大きく影響する重要な要素です。新規顧客を増やし、リピーターを定着させるだけでなく、業務の効率化によってスタッフの負担軽減にもつながります。

バイクショップの場合、車両の定期点検やオイル交換のお知らせ、新商品の案内や試乗会の招待といった顧客との接点を増やすことも可能です。そのためには、バイクショップのニーズに合った顧客管理ツールの活用が欠かせません。

モタクル」は、顧客情報や車両情報、整備履歴などを一元管理し、店舗運営に必要な機能を網羅したツールです。車検や点検の案内、在庫管理や見積もり作成、レジ機能まで、幅広くサポートします。

まずは、導入のご相談から始めてみてはいかがでしょうか。あなたの店舗に最適な解決策をご提案いたします。

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